好きな音楽 -アジア編③-
書こうか書くまいか迷ったが、一応(というか確実に)日本もアジアの一国なので、
日本編行きたいと思いまする!ここ最近、気に入って聴いているバンド紹介しまっす。
・日本
1.ハイスイノナサ
もともと5人編成のバンドだったけれど、Voの鎌野愛 が2年前に脱退しどうなるのかなと思ってたら、なんと新たに4人加わって8人になった!!
この曲は特にそうだが、〈音〉がこれでもかというぐらい詰め込まれている。その音の塊の只中で、悠然と歌うVoの鎌野愛。この対比、コントラスト!
注目して欲しいのが、このバンドの中心人物、Gtの照井順政。
エレキでもアコギでもまるでクラシックギター弾くような右手の使い方!!
こんな弾き方する人、他で見たことないです(マークノップラーとも違うし)。
照井順政は、他にもsiraphというバンドや、アイドルグループsora tob sakanaの音楽プロデューサーもしてはります。次はそのsora tob sakanaのオケになる曲です。
これで十分過ぎるくらいインストの曲として成立してると思うのですが、実際はこの上に歌詞が載ります。
2.Crimson
Vo./Gt. 川中梢 Key. 福重まり Dr.竪山弘樹
見て気づくかと思いますが、Keyを弾いてるのは「ゲスの極み乙女。」のちゃんMARIです。もともと彼女はこのバンドで上京してきたんです。たまたま参加したゲス極の人気が出たために、このバンドが中途半端な状態に・・・ちゃんMARIのツイッターのアカウント@mari_crimson にはそのCrimsonの名が残っている。
この曲すごく気に入ってて、なんかもったいないなと思ってるのは私だけじゃないと思います。
3.BimBamBoom
これはBimBamBoom が好きというより、Gt.の岡愛子が好きなんです。
もとBAND A でデビュー。なぜかファンクインストゥルメンタルバンドでギターを弾くことになったという(本人も意外だったそうだ)。去年末にsaxの前田サラが脱退して、現在は山口美代子、田中歩、Maryne、岡愛子の4人の新体制になっている。ギター弾きまくる岡愛子は何故かかっこいい。同郷の先輩・田渕ひさ子とはまた違った良さがある。頭を振るタイミングが普通のギタリストと逆になってると雑誌のインタビューで答えてて、それが原因なのか!と膝を打ちました。
また、俺的ポイントとしては、うだうだ系ボヤキDJ岡愛子も決して見逃す(聞き逃す)ことのできない存在である!!!
岡愛子、いい!かわいい!!かっこいい!!!
4.きのこ帝国
これ、一番好きな曲!コード進行とかは簡単なんですが、疾走感・透明感・浮遊感などが一緒くたになって迫ってきます。
メンバーはVo/Gt.佐藤千亜妃 Gt.(世界の)あーちゃん Ba.谷口滋昭 Dr.西村"コン"大介
2015年11月にメジャーデビュー。これに関しては賛否両論あるみたい。たしかにインディーズ時代の轟音&重苦しい感じから脱魔術化されたような、爽やかな&かわゆい感じになった。でもこれからどうなるかわからない。また変化するかもしれない。そこに期待するのも悪くはないと思う。
これインディーズ時代の曲。『春と修羅』歌詞が強烈!!
これメジャーデビュー後の曲。やっぱ世界観が・・・
5.tricot
tricotと書いて「トリコ」と読みます、決してトリコットじゃないよ!!!
たまにレンタルCD屋さんで「トリコット」って書いてありますが(笑)
メンバーはVo/Gt.中嶋イッキュウ Gt.キダ モティフォ Ba.ヒロミ・ヒロヒロ Dr.吉田雄介
の四人組についこのあいだなったばかり。(『おやすみ』MVのドラムは前ドラマーkomaki♂氏)
ギターはリズム楽器だと言い張る"変態&天才"ギタリスト・キダ モティフォが曲の基になるコード進行を考え、その上に中嶋イッキュウ がメロディーと歌詞をつけるのが曲作りの基本らしい。変態ぶりが遺憾なく発揮された曲をいくつか。
一応、マスロックに分類されることが多いですが、本人たちはロックだ!と言っています。ただ奇をてらって変拍子を使うなどというレベルじゃなくて、身体の底から自然と湧き上がってくるのがたまたま私たちには変拍子に聴こえる、という感じで音楽してるのがこのバンドの唯一無比さです。
憶えててくださいね、「キダモティフォ」という名を!
これからの課題としては(そんな大げさな!)、中国のロックとか聴いてみたい。
ジャンルだけで好き嫌いは言えない。
好きなジャンルのバンドでもイマイチな時もあるし、
嫌いなジャンルでも、これは!というバンドもある。
地道に発掘するしかないよね!!
〈完〉